所長からのメッセージ バックナンバー 2018年

当事務所では季刊誌「TOMONI」を年2回発行しています。その中の「らしん盤」コーナーに所長からのメッセージーが掲載されます。

エベレストの標高(第68号2018.7.1発行)

 5月の末から6月にかけてチベットを旅行してきました。個人でチベット(中国)のビザを取得するには不安があるため、ネパールの友人の山岳ガイド(シェルパ)に頼み、ネパールからチベットへ入国するビザを取ってもらいました。ラサはチベットの玄関口にあたり、ポタラ宮殿や歴史のある寺院を有するチベット仏教の聖地です。富士山頂と同じ高さのラサから、舗装された道を寺院を巡り高度順応しながら3日間かけて高度4,200mの集落で宿泊し、翌日にエベレスト(チベット語ではチョモランマ)のチベット側ベースキャンプ近くの5,200m地点でチョモランマの頂を鑑賞してきました。ラサからの道は全て舗装されているため、最終地点には数十軒の土産物屋や食堂が立ち並びバスに乗った中国人の団体も訪れていました。日本語を話す現地ガイドの話では、以前は住民の多くが羊やヤクを飼育する遊牧民だったが、10年程前からインフラの整備が始まり、主な集落での宿泊施設や店舗の建設、そしてアパートを建て無料で住まわせ定住化を図っているそうです。今現在もいたるところでアパートが建設中で内陸から多くの漢人(中国本土の人)も入ってきているそうです。

 ところで、最終地点にあった中国のチョモランマ測量の記念碑には山頂は標高8,844.43mと刻んでありました。世界で共通する標高は8,848m(1,954年にインド測量局が測定)で約3.5mの差があります。帰国してから気になって調べたところ、2,005年に中国が発表した高さは山頂部分の氷雪を含まない岩石の部分に基づいたもので、氷雪の厚みは3.5mを発表されているため、従来の8,848mと齟齬がなかったことになります。

 今回の旅では中国のチベットへの融和に対する執念にも似たパワーを感じました。チベットからネパールへの道も整備されたそうです。中国はチョモランマを観光資源して考えているのかも知れません。

中国の測量記念碑 後方はエベレスト

中国の測量記念碑 後方はエベレスト

戌年雑感(第67号 2018.1.1発行)

あけましておめでとうございます。今年は戌年で私の干支に当たります。還暦を12年も前に迎えているので、サラリーマンならとっくに我が家で行き場のない生活を送っている処ですが、幸い?なことに職員が所長としてできる仕事を用意しておいてくれるため事務所に顔を出すことができます。

 戌年生まれの人の性格は、義理人情に厚く協調性も高く、十二支の中で最も誠実さにあふれた人だと言われています。その反面、他人から干渉されることを嫌うので独立独歩の道を歩むことも多いそうです。自分の性格と重ね合わせてみると当たらずとも遠からずのような気がします。昨年の12月に前人未到の永世七冠を掌中に収めた棋士の羽生善治九段は戌年生まれだそうです。

 ところで、犬と猿は昔から仲が悪く「犬猿の仲」と言われていますが、十二支の九番目の猿と十一番目の犬の間の酉が喧嘩の仲裁をしたと言われているそうです。そういえば、桃太郎の昔話に登場するのは猿・キジ・犬でしたね、何となく辻褄が合います。

 戌年の守り神は八幡様です。初詣を済まされた方もこれからの方もお近くの八幡様に詣でてみてはいかがでしょうか。関東地方では東京の江東区にある富岡八幡宮が有名ですが、昨年の暮れに宮司が事件に巻き込まれ亡くなられたニュースは記憶に新しい処です。

 私の生まれた昭和21年には近年、改正について議論されている日本国憲法が公布されました。24歳の時には日航機よど号のハイジャック事件が発生しました。昭和57年(36歳)8月には同じく日航機が御巣鷹山に墜落し五百名以上の命が失われました。東京のホテル・ニュージャパンの火災でも多くの命が奪われた年でもありました。

 今回の戌年はどのようになるのでしょうか。世界に向かって挑発をし続ける北朝鮮の動向やアメリカン・ファーストを掲げ自国第一主義を突っ走るトランプ政権の行動が気掛かりです。昔から共存し愛し愛されてきた人間と犬のように世界の人々がお互いを認め合う年になって貰いたいと願っています。

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